イライラしない寝かしつけの方法を知りたい方へ
子どもの寝かしつけが大変で、今のままだとイライラしちゃうな。できればもっとラクな方法で寝かしつけができるように変えたい・・・
寝かしつけ方法が大変なものだと、親がつらいですよね。
イライラしないラクな寝かしつけ方法をタイプ別に5つ紹介するので、自分に合った寝かしつけに変えましょう!
この記事では、夜泣き専門保育士の清水悦子さんの著書『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』をもとに、寝かしつけ方法を変えるやり方を紹介していきます。すでに3000人以上のママが試して、絶賛しているとのことですので、きっと自分に合った寝かしつけが見つかりますよ。
赤ちゃんのタイプ別 寝かしつけの方法5選
赤ちゃんが心地よく眠るには、十分な「安心感」が必要です。一方で、今の寝かしつけ方法が大変だという理由で悩んでいる方が多いです。
そこで、「赤ちゃんは安心・親はラク」を合い言葉にして、赤ちゃんのタイプ別寝かしつけ方法を以下の5つ紹介します。
- タイプA おっぱいに執着が強い子
- タイプB ちょっとした物音にも敏感で、すぐに目を開けてしまう子
- タイプC ママやパパの気を引こうとする子
- タイプD 寝つきはいいけど夜中に急に泣き出す子
- タイプE 2歳以上の子
タイプA おっぱいに執着が強い子
おっぱいと眠りが強く結びついている赤ちゃんにとっては、ママのおっぱいが「安眠グッズ」になってしまっています。
そんな子には、おっぱいに代わる安眠グッズをつくってあげましょう。
例えば、「手ざわりのいいタオル」や「ぬいぐるみ」などです。外出時でも使えるように、持ち運びできるサイズがいいですね
赤ちゃんが眠そうにしたら、安眠グッズを渡して、トントンしたり「ねんね~」と声かけをしたりして、眠る時間だと地道に教えてあげましょう
安眠グッズは、それがねんねの合図として定着すれば、持たせるだけで寝てくれるようになることも多く、本当に寝かしつけがラクになりますよ
タイプB ちょっとした物音にも敏感で、すぐに目を開けてしまう子
このタイプの赤ちゃんには、まずは寝る前のイチャイチャタイムで、十分に安心させてあげることが大切です。
イチャイチャタイムとは、寝る前の30分間を、薄暗い明かりの部屋で、スキンシップをとりながら静かにすごす時間のことです。
例えば授乳中の赤ちゃんは、おっぱいやミルクを。卒乳した子は、絵本やお絵かきなど、静かな遊びを。お話ができるようになった子は、その日1日を振り返ってお話をしましょう。
より詳しくはこちらの記事をご覧ください
寝かしつけるときは、おでこを上から下になでおろすか、円を描くようにグルグルなでて、目を閉じさせながら触れあっていることで安心させてあげましょう。やさしく「大丈夫、大丈夫」と簡単な声かけをするのもいいですね
お昼寝中や夜中も、ママやパパがそばにいるかどうかを確認するように起きてしまう子も多いです。いつもいっしょにいてくれるんだという安心感をもてるようになるまでは、一緒に寝てあげるのもいいでしょう。
また、このタイプの子にもママ・パパ代わりの安眠グッズは効果的です
タイプC ママやパパの気を引こうとする子
寝る前に、ママやパパの上に乗ってきたり、たたいたり、顔をいじったり、布団から逃げ出したり、おもちゃで遊んだりして、気を引こうとする子には、たぬき寝入りが効果的です
寝室には危ないものやおもちゃは置かないようにして、赤ちゃんが何をしてもたぬき寝入りを決め込みましょう。
寝息はわざと大きめにして、ぐっすり眠っていることをアピールしましょう。相手をしてくれないと分かったら、いつの間にか横に来て寝てくれるようになります。
もし夜中に起きて遊び出す場合は、豆電球をつけたまま寝ていたり、街灯の光などで寝室が明るい場合が多いです。
カーテンを閉めて、なるべく暗い状態で寝かせるようにしましょう。
タイプD 寝つきはいいけど夜中に急に泣き出す子
夜中に急に泣く子は、日中何かを我慢している可能性があります。起きているときには手のかからない子が、この傾向にあります。
ですので、一見手のかからない子ほど、イチャイチャタイムでのスキンシップを充実させましょう。
手がかからないからといって、長時間放置しておくことのないように、日頃から目をかけてあげてください。
タイプE 2歳以上の子
2歳以上の子で、寝かしつけがうまくいかない場合は、おやすみツアーがおすすめです
お休みツアーとは、自分のおもちゃやぬいぐるみ、家具やトイレなどに「おやすみなさい」を言ってから布団に入るというものです。
おやすみツアーをしている間に、これから寝るんだという意識が高まり、布団の上でまだ寝たくないとぐずることが減ります
寝る前の絵本の習慣も効果的です。
寝かしつけ 番外編
ほかにどんな子にもおすすめの寝かしつけテクニックとして、次のようなものもあります。
- お腹や背中、お尻トントン→一定のリズムが眠気をさそいます。
- お腹に手をのせる、手をつなぐ、体をピッタリとくっつける→いっしょに添い寝をしていることをわかりやすくさせます。
さらに、いくつかの寝かしつけを組み合わせたり、独自の呪文や自作のおとぎ話を考えたりして、自分たちに合った寝かしつけを開発していくのもいいですね。
寝かしつけ方法って途中からでも変えていいの?
タイプ別の寝かしつけ方法はわかったけれど、赤ちゃんの寝かしつけはいつでも変えていいの?
はい。いつでも変えていいです。
ただし、注意点があります。
そもそも寝かしつけの方法になるのは、「無意識にママ・パパが始めた方法を、赤ちゃんが生まれてからすぐに、安心して眠るための条件として覚えたもの」なのです。
赤ちゃんは自分が安心して眠ることができるように、「いつも同じように寝かせてくれること」を強く望むようになっていきます。これが、寝かしつけの条件になっていきます。
寝かしつけ方法を変えるということは、「安心して眠るための条件」を、無意識にママ・パパが始めてしまったものから、別の方法に上書き保存するということなのです。だからいつでも変えてしまって大丈夫ですよ。
もちろん、寝かしつけの習慣を変えるのは、まだ赤ちゃんのこだわりが少ない、低月齢のうちに行うほうがスムーズに変えられます。とはいえ、どの月齢の子でも遅すぎるということはありませんので、自信を持って行ってください。
注意点としては、寝かしつけ方法はすぐには変わらないことを頭に入れておきましょう。染みついた習慣を変えるのは大人でもむずかしいですよね。
だからもし途中で「合ってないのかも・・・」と不安になっても、1週間以上は新しい寝かしつけを続けてみてください。コロコロと寝かしつけが変わってしまう方が、赤ちゃんにとっては大変なのです。
まとめ
この記事では、イライラしない寝かしつけの方法を、赤ちゃんのタイプ別に5つ紹介しました。
- おっぱいに執着が強い子には、おっぱいに代わる安眠グッズをつくってあげる
- ちょっとした物音にも敏感で、すぐに目を開けてしまう子には、スキンシップを十分にとって安心させてあげる
- ママやパパの気を引こうとする子には、部屋を暗くして、たぬき寝入りをする
- 寝つきはいいけど夜中に急に泣き出す子には、日中からよく声をかけ、寝る前のイチャイチャタイムを充実させる
- 2歳以上の子で寝かしつけがうまくいかない場合は、おやすみツアーをしてこれから寝るんだという意識を高める
このほかにも、いくつかの寝かしつけを組み合わせたり、独自の呪文や自作のおとぎ話を考えたりしてもいいです。
赤ちゃんが安心できるやり方であれば、どんなに手を抜いた方法でも立派な寝かしつけです。自信を持って堂々とラクをしましょう!
忙しいママ・パパがラクをする方法
寝かしつけに限らず、子育ては体力も時間もとられていき、大変なことが多いです。じゃあ子どもが寝ているときは休めるかというと、家事も必ずしないといけませんよね。
寝かしつけたらせっせと家事をしたり、起きているときもおんぶして家事をしたりという生活は、たいへんではないですか?
もし子育てが原因で家事がつらいと思っているのなら、それは親にとっても赤ちゃんにとってもよくないです。パートナーやじいじ・ばあばと役割分担をして、なるべくラクできるように家事をしましょう。
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