断捨離ができないと悩んでいる方へ
家の中に物がありすぎてイライラする。必要なものが必要なときに見つからない。だから断捨離したいけれど、なかなかできないと悩んでいませんか。
断捨離は、「やらないと」とは思っていても先が見えず、やる気が起きないものです。また、いざ始めても、「いつか使うかも・・・」と考えはじめるとなかなか捨てられません。
この記事を読むと、断捨離への考え方がわかり、断捨離にとり組みやすくなります。さらに、捨てる判断をシステム化する方法も伝えますので、捨てるのに時間を使わなくなりますよ。
この記事は、ビジネス書『エッセンシャル思考―最少の時間で成果を最大にする―』の考え方をもとにして、書きました。
Amazonなどの口コミもとてもよく、さまざまな著名人も推薦する名著です。最近ではオリエンタルラジオの中田敦彦さんやサラリーマンYouTuberのサラタメさんなども取り上げていましたよ。
理論と実績に裏付けされた本書の中で、断捨離につかえる考え方や技がありましたので、断捨離歴5年の私がまとめてみました。
記事を読んで、ぜひ試してみてください!
「断捨離ができない」をなくす思考法

最近よく聞く「断捨離」
家の中のものを見直し、不要なものを捨てることで、家や心の中をすっきりさせることができます。
しかし、「やらないと」とは思っていてもなかなかやる気が起きない。また、いざ始めても、「いつか使うかも・・・」と考えはじめるといつまでたっても捨てられません。ちなみに昔の筆者は、卒業アルバムやマンガ本を見つけては、そこで作業がストップしてしまうタイプの人間でした。
そんな「断捨離ができない」をなくすためには、まず考え方から変えましょう。うまねいパパはベストセラー『エッセンシャル思考』の考え方を使って、断捨離をしています。
まずは簡単にエッセンシャル思考について解説しますので、ざっくり理解していただければと思います。
エッセンシャル思考とは
エッセンシャル思考を一言で言うと「あらゆるものを切り捨て、本当に重要なことだけに集中するという考え方」のことです。自分の時間やエネルギーは限られているから、最も効率的に配分して最大の成果をあげていこうというものです。
エッセンシャル思考のもとになっている理論として「パレートの法則」というものがあります。
これは19世紀末に経済学者のヴィルフレド・パレートが提案した法則です。「80対20の法則」とも言われますが、成果の80%は20%の努力によるという説です。
これをさらに広く定義したのが、リチャード・コッチという人です。彼によると「どんなことでも、80対20の法則で説明できる」ということです。
たとえば、世界一の投資家ウォーレン・バフェットは自信を持てる投資先に限定して、大きく賭けました。大富豪のバフェットですが、その資産の9割は、なんとたった10種類の投資によるものなのです。
つまりバフェットが成功した理由は、無数にある投資先の中でその10種類を選んだことにあります。もし無数にある投資先から、いいものを選べないまま、100種類や1000種類に投資をしていたら今のバフェットはないでしょう。
リーダーシップ論の権威ジョン・C・マスクウェルは「ほとんどのあらゆるものは、徹底的に無価値である」と述べています。バフェットは、ほとんどの投資先に目をつむって、ごく少ない価値あるものを選んだということです。
この例と同じように、ほとんどのものごとが「重要」だと考えるのからは卒業しましょう。
私が伝えたいエッセンシャル思考とはつまり、ほとんどのものごとが「不要」だと考えることなのです。
では、このエッセンシャル思考をどのように断捨離に生かしていくのか、見ていきましょう。
エッセンシャル思考で断捨離にのぞむ

過去の私がそうだったように、断捨離をするときにはなかなかやる気が起きなかったり、「いつか使うかも・・・」と考えはじめて捨てられなかったりします。
そんな考えから切り替えるために、エッセンシャル思考を使いましょう。断捨離に使える考え方を3つ紹介します。
パレートの法則で考える
まずは先ほど紹介したパレートの法則で、ものごとを考えるようにしましょう。
成果の80%は20%の努力による、という法則で、これをさらに広めていくと「ほとんどのあらゆるものは、徹底的に無価値である」ということでしたね。
つまり、ほとんどのものは「不要」で、本当に「必要」な「重要」なものはごく少数しかないと理解してください。
断捨離にとり組むときも、「何を捨てよう」と考えるのはもうやめましょう。これからは「何を残そう」と考えてみてください。ほとんどのものは捨てていいのです。
自分の目標をはっきりさせる
次に、断捨離に向かう自分の目標をはっきりさせましょう。なぜこれが大切なのかというと、目標を詳しく決めておくことで、捨てるときに迷うことがなくなるからです。
この目標は詳しければ詳しいほどよいです。例えば次のような目標です。
- ものの多さからくるストレスがなくなるような状態にしたい
- 探し物がすぐに見つかる状態にしたい
- お客さんが来たときにきれいだと思われたい
- 1年間使っていないものを全て捨てたい
ゴールが見えることで、やるべきことがはっきりするので、作業も効率的になります。捨てるのに迷ったときややる気が出ないときは、自分がどうしたいかの目標をそのたびに思い出すようにしましょう。
トレードオフを重視する
トレードオフとは、「何かを手に入れるためには何かを手放さなければならない関係」のことです。
例えば、親戚の誕生日パーティと、友達との映画の約束が重なっていれば、どちらかをあきらめるしかありません。または、最新の時計が欲しければ、お金を払わなければいけません。
このようにこの世界のものはトレードオフの関係にあります。何かを選ぶことは、何かを捨てることなのです。
断捨離に当てはめてみましょう。
- 「やる気が出なくて断捨離をやらない」という選択をすると、「家が片付く」という状態を捨てることになる
- 「必要になるかもと思って捨てない」という選択をすると、「ものを減らしてすっきりさせる」という目標を捨てることになる
- 「途中で卒業写真を見始めたり、捨てるかいつまでも迷ったりする」ことは、「時間」を捨てることになる
みなさんが断捨離をするときは、トレードオフの考え方を大切にして、この選択をしたら何を捨てることになるのかを常に考えて行動しましょう。
「正しく断捨離する」ことを選べば、「ものであふれた状態」を捨てることができるはずです。
90点ルールで捨てる判断をする

考え方の切り替えができたら、次はテクニックを紹介します。
断捨離を始めてから困るのが、捨てるかどうか迷うものが出てきたときです。そんな時に、規準を作っておくと、迷わずシステマティックに捨てることができます。
その規準として使える、「90点ルール」というものがあります。
90点ルールとは、自分が90点以上だと思うもの以外は捨てる、という厳しい規準のことです。断捨離でも、捨てる際にこれは自分にとって何点のものか考えましょう。
20点や30点のものは、迷いなく捨てられると思います。私たちが困るのは、70点や80点のものが出てきたときです。
そんなときに90点ルールを使って、スパッと捨てましょう。自分が90点以上だと思うかだけですので、判断はとても簡単です。
厳しすぎると思うかもしれませんが、妥協すれば家の中は片付きません。トレードオフを意識しましょう。パレートの法則のところでも書きましたが、ほとんどのものは「不要」なのです。
90点ルールの優れたところは、これは自分にとって何点かと考えることで、感情だけでなく規準に沿って論理的にものが捨てられるので、あとから「やっぱり・・・」と後悔しないということです。
自分で選んだ90点以上のものたちと、余裕のある生活をしていきましょう。
90点ルールを使うためには、自分にとっての90点は何か、と自分の目標をはっきりさせておくことが必要です。自分の目標と照らし合わせて、規準をはっきりさせておきましょう。本書の言葉を借りると
絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである
まとめ

さいごにエッセンシャル思考を活用した断捨離のやり方についてまとめます。よくわからなかったところは、理解できるまで読み返して、ぜひ気持ちよく断捨離をしてみてください。
1「断捨離ができない」悩みを解決するには、まずは考え方から変える。
- ほとんどのものは不要で、本当に「必要」「重要」なものはごく少数しかないと理解する。
- 自分が目標とする状態をはっきりさせる。
- 何かを手に入れるためには何かを手放さなければならないことを理解する。
2捨てるか迷ったときは、「90点ルール」を使う
記事を読んだみなさんが、本当に必要なものだけを残して、スッキリとした家で生活できることを応援しています。
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